貴社が売りに出している特許に買主が興味を持ったときには、その特許が本当に購入する価値があるものかどうかを検討するための詳細調査(デューデリジェンスレビュー)を行います。
このレビューでは、買主は、例えば、以下のような項目について、売主から情報を入手しながら調査していきます。
- 権原: 売主がそれらの特許の正当な権利者かどうか?
- 権利の状況: 例えば、特許料を支払っていないために失効していないか?
- 残存期間: 残存期間が短い(たとえば、1−2年)と、活用できる機会が少ないためです。
- 特許の質:無効リスクを含みます。
- EoU(使用証拠): そのEoUの質。また、その特許がどの会社に対して使えそうか?
- エンカンバランス: 特許を活用するにあたっての制限。たとえば、既にライセンス済みの会社など。
レビュー後、買主は、その特許を購入する価値があると判断した場合は、詳細な条件について交渉して、売買契約を締結します。